シンドラーのリスト [Movie(映画・DVD)]
スピルバーグのシンドラーのリストを観た。
エピローグ以外は全編モノクロで描かれた重厚さを感じる映像だった。赤いコートの少女(パッケージにも出ている?)が象徴的で、シンドラーが最後に「もう一人助けられた・・・」と嗚咽するシーンのもう一人というのは彼女のことだったのだろうかと思わせる。
いや、特定のだれそれということではないだろうが、「一人」だけをカラーで表現したのはきっと何かしらの意図があるはずだ。その意図が何かは観る者によって異なるのだろうが・・・。
それにしても、このシンドラーという人物、戦争で設けた資金を使って、結果的に多くのユダヤ人を救ったのだから偉い。
「賄賂を使って金儲けをする」これで終わってしまうと、ただの「汚いヤツ」であるが、その金を使って使って使いまくって人を救うことができれば「偉い人」になる。
彼への評価の仕方は様々だろうが、救われた一人の身になってみれば、おのずと手を合わせずにはおられまい。
劇中、終始流れていたヴァイオリンの切ないメロディがなんとも言えず印象的であった。
タグ:シンドラーのリスト
Facebook コメント
お気に入りのDENIMが見つかるかも
コメント 0