パッカリング(ウネウネの素) その2 [DENIM(ジーンズ)]
せっかくチェーンステッチを施したUR066DENIMではあるが、丁寧な仕事をしていただいたおかげか、パッカリングが出ていないというショッキングな出来事と、少々股下が長かったなど、いくつかの不満要素をもっていたので、これから暑くなることも重なって、ここは一つ裾上げとステッチの入れ直しを施そうと決意。
やはりユニオンスペシャルを用いての裾上げがパッカリングには重要な要素であることが判明したため、ネットでこのミシンを使った裾上げ可能なところを探したが、近隣では手頃なところが見当たらなかった。
そこで、初めての試みではあるが、リフォーム通販を利用してみることにした。
SHOPは下記である。
今回実は複数裾直しを依頼することもあり、こちらのSHOPを利用させていただいたが、仕上がりは次のようになった。
以前UPした画像はアウトシームだったが、今回パッカリングにより生じたズレがインシームにできていたので、画像は前回のものと異なる。状態は期待通りというところか。
すでに、生地の縮みによるウネリの発生は期待が薄いだけに、このパッカリングによる期待が大きい。さてさて、どのようにウネッてくれるのだろうか。 夏の間は、このジーンズの登場はないだろうから、秋以降に持ち込みという感じだ。
≪2014・2・26 追記≫
ヴィンテージ系のチェーンステッチはその道のプロの方、マニアの方からすると年代やモデルによって縫い始めを「インシーム」からか「アウトシーム」からか決めるそうだ。
今回ステッチの打ち直しや裾上げを依頼した年代のものは基本的に「アウトシーム」スタートらしい。
このSHOPさんはシステマチックに注文できるのはよいが、上げ幅は1cm以上でしか対応できず、全て「インシーム」スタートで仕上げてあった。
どう捉えるかは、オーダーする側のマニア度合によるところが大きく、この当時初級者の私は大満足であった。
しかし、その後探し当てた大阪のショップ「Juke Box」さんは、メールでのやり取りになるので、オーダーこそこちらがしっかりと伝える能力が要求されるが、迅速、且つ納得の仕上がりで上記の仕事はコチラには残念ながら遠く及ばない。
なるほど、こういったものはオーダーする方も、される方もしっかりとした知識がないと、お互いに不利益を被るものなのだとまた勉強した次第だ。
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