【からだまもるみず。】 プラズマ乳酸菌の水 [随筆]
キリンビバレッジから発売されている『プラズマ乳酸菌の水』を購入してみた。
「プラズマ乳酸菌」という言葉を目にしたのは数ヶ月前電車の車内広告が初めてのことだ。体にいいというようなテキストはなんとなく目にしたが、何がどういいのかまで詳しく読んでいないので、流行りの「プラズマ」を乳酸菌にくっつけただけのものだろう、飲んだら舌がビリビリする乳酸菌か?はたまた新種の乳酸菌?程度の印象しか持たず、いつしか忘れてしまっていた。
ところが、ノロウイルスの流行、インフルエンザ流行が話題となりマスメディアが予防策などを取り上げる中、朝の情報番組で体の免疫力を高めようという究極の予防策として紹介されていたのが、この「プラズマ乳酸菌」なのであった。
説明によると「プラズマ」とは「プラズマサイトイド樹状細胞(pDC)」からとった名称らしい。乳酸菌の種名とは全く関係ないようだ。
「プラズマ乳酸菌」の正体はというと、クラトコッカス・ラクティスというチーズやヨーグルト製造に使われる乳酸菌の一種で、直接プラズマサイトイド樹状細胞に働きかけることで、免疫力を高めるというもの。何故プラズマサイトイド樹状細胞に働きかけると免疫力が高まるかというと、この細胞は普段活動していないらしく、体内にウイルスが侵入すると目を覚まして体中の免疫細胞にウイルス排除の指令を出すという「司令塔」の役割をもつものらしい。ウイルス侵入前にディフェンス体制を整えるようにあらかじめ「司令塔」を目覚めさせるのだ。
免疫細胞pDCを直接活性化させるプラズマ乳酸菌(JCM505株)を発見>
「プラズマ乳酸菌」のインフルエンザウイルス感染予防作用を確認>
1日にどの程度摂取すればよいかなどは医薬品ではないので特に述べられていないようだが、何はともあれこの冬すでに数回風邪にやられている身としては、ここは試してみるかということで、500mlを24本ほどまとめて購入。
これから効果の程を自ら検証してみようと思う。ちなみに先ほど飲んでみたが、カルピスをものすごく薄めたという感じで、ヨーグルト風味の水という印象。甘すぎないので、半分くらいは一気に飲める。これなら毎日飽きずに飲み続けることができそうだ。
ただ、乳酸菌の効果を高めるためには、生きたまま腸に辿りつくように食後に摂取することや、生き残った乳酸菌の餌となる食物繊維やオリゴ糖もしっかり採ることも忘れないようにしなければ。
ちなみにこのプラズマ乳酸菌、キリンと小岩井乳業が共同開発を行っているもので、小岩井乳業からはヨーグルト風味の強いドリンクが発売されている。
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