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ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬(Johnny English Reborn:2011年:英) [Movie(映画・DVD)]

ミスター・ビーンでおなじみのローワン・アトキンソン主演のスパイコメディ。

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ミスタービーンのダークな笑いは好みの分かれるところで、その笑いの雰囲気を踏襲しながらも、しっかりと作り込まれた作品だ。 

イギリスのスパイ映画と言えば「007」。本作が007のパロディであることは、邦題「気休めの報酬」やフライヤーデザインなどからすぐに察しがつく。

007シリーズでは、ボンドが台詞の随所でクスッと笑ってしまうような「ユーモア」が感じられ、イギリス人気質が伝わる粋な脚本なのだが、本作は当然そんな洒落た作りにはなっていない。

「007/ダイ・アナザー・デイ」に出演しているロザムンド・パイクが本作にも出演。007ファンなら嬉しいキャスティング。 

先にミスタービーンのダークな笑いと書いたが、本作も「おいおい、それはないだろう?」と突っ込みたくなるような、ポイントが盛りだくさんだ。

スパイものとしてのストーリーは意外にしっかりと作られているので、それなりに楽しめる。爆笑する必要はないが、数回はクスッと笑いたい人にはお勧めかもしれない。 


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