リアル・スティール（Real Steel：2011年：米）

ヒュー・ジャックマン主演のロボット×ボクシング×親子の絆というこれまでにない切り口の作品。

 

ストーリーは分かりやすいロボットスポコンといったところか。 

ボクシング大国アメリカらしい作品といえる。

ボクサーとして現役を退いたチャーリー（ヒュー・ジャックマン）。今では人間に変わって行われるロボット同士のボクシングに参加するロボオーナーだが、戦績はイマイチというところ。なんとか生計を立てていた。 

ある時前妻との息子マックス（ダコタ・ゴヨ）がチャーリーのもとにやってくる。前妻が亡くなり行き場の無くなったマックスをチャーリーが一時的に預かる形になったのである。チャーリーの生活状況を知る親族は裕福な家庭との養子縁組をしようと考え話を進めており、彼もまたそれを望んでいた。

子供が苦手なチャーリーがロボットボクシングに興味を持つ息子との絆を取り戻していく物語だ。

とはいえ、見どころはやはりロボットボクシングに登場するロボット達の活躍である。

 

トランスフォーマー以来、ロボットCGのリアルすぎる動きとデザインはリアルスティールの世界でも見事に表現されている。

ラストの華々しいタイトルマッチは、見ている方もつい力が入ってしまう。

映像、内容共に爽やかに楽しめる作品。ロボット好きなら尚更楽しめるだろう。 

 

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