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王になった男(광해, 왕이 된 남자:2012年:韓) [Movie(映画・DVD)]

李氏朝鮮第十五代国王光海君にまつわる歴史大作。韓国の連続歴史ドラマは最近地上波でもやや下火だが、相変わらず再放送などある程度の時間が割かれているようで、「イ・サン」「トンイ」などは認知度も高い。一方で、歴史映画は一部ファンを除いてはあまり知られていないようだ。日本では昨年2013年に公開されており、韓流ブームピークの2005年「私の頭の中の消しゴム」の日本での興行収入30億には遠く及ばないようだが、そこそこ検討したようである。

さて、そんな韓流ドラマのけん引役でもあり、最近では「GIジョー」などでハリウッド進出もしているイ・ビョホンが王とその影武者の二役を演じ、「華麗なる一族」「トンイ」で人気を博したハン・ヒョジュが王妃役を演じるのがこの「王になった男」である。

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朝廷内の対立から命を狙われる王は、影武者を立てることで窮地を脱しようとする。そこで、白羽の矢が立ったのが戯楼で道化師として宴を盛り上げる男ハソンであった。

王は夜になると側室の元に逃れ、宮殿にはハソンが王の身代わりとして過ごす。そんな中、王は毒を盛られ倒れてしまい、回復するまでの間、ハソンが王の振りをして過ごすこととなる。

宮廷の様々謀略の中、ハソンは徐々に王としての権力を行使することに目覚めてゆくが、お付きの家来、王妃、そして、王の命を狙う重臣もハソンの言動に疑念を抱き始めるのであった。。

内容はシリアスなものでありながら、ときにコミカルに描かれる影武者の国王。131分という長編だが、長さを感じさせないテンポのよさとラストまで展開の見えないストーリーが面白い。 

 


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