大阪城(昭和復興)② [大阪城(昭和復興)]
復興大阪城。
やはり何といっても天守は見上げたアオリアングルがカッコイイのだが、1/700や1/800スケールともなるとキットでは垂木のモールドがなく、真っ平となってしまっている。
そこで、プラ板などで再現しようとするのだが、実際の本数などを考えると、とてもやる気がおきない。ということで、オーバースケールになることは承知で、0.5mmプラ版をこれまた0.5mmくらいの短冊にするのだが、これまた同じ幅で切りそろえるのが困難を極める。実際には0.5~0.8mmくらいのものをそれとなく散らして、それこそ修行のような作業を繰り返すのであった。
一方で、土台の着色と石垣の処理を進める。今回は工期短縮のためリューターでの掘削作業はせずに、どれだけ筆だけで再現できるかチャレンジしてみた。
全体を明るめに処理して、墨入れで対応と考えていたのだが・・・。
塗料は、100均のアクリルガッシュ。この後、タミヤのエナメルで墨入れしたところ、なんと塗料がはがれてしまうという事故が発生。この組み合わせはNGだということに気が付く。
それで、結局石垣全体をもう一度ほぼ黒に塗りなおすことに・・・。
一方、垂木を付けた屋根を装着し雰囲気を確認。こちらは良い感じだ。幅が不ぞろいなのはもう妥協するしかないです。
それで、石垣はこんな感じで落ち着きつつある。モールドが消えているところは、極細油性ペンで手書きを施すが、少々ボケ気味。修正が必要だ。
勢いをかって、堀をグリーン系でいったん着色。
アースカラーがメインだった作業なので、気分的にも潤う。
屋根もダークグリーンでいったん塗装。
続いて屋根の塗装。
一度、緑9:黒1の濃緑で全体を塗り、緑1.5:青0.5:白8の薄緑でドライブラシで色をのせてみた。
ちょっと濃淡が濃すぎた感もあるが、思いの外、一発でイメージに近くなった。
これで、全体の色付けの方向が定まった感があるので、これから細かくて地味だが、最重要な色付け作業に入る。
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