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ＷEB2.0。アイルランド出身のオライリーメディアの創始者であるティム・オライリーらによって提唱されたこれまでのWEBのありかたとは違う形のいわばWEB進化論の一つである。

今日では一般的となったblog、twitter、Facebookなどが代表的なものであろう。

それまで、WEBサイトを利用した情報発信は、ホームページを作成するなど、ある程度の知識と技術が必要とされ、その知見をもったものが、情報を発信し、PCユーザーがその情報を受動的に受け取るものであった。しかし、ブログなどWEB上の簡単なテンプレートを使うことで容易に情報発信を可能としたことで、これまで情報を受け取るだけの人々が、情報を発信し、更には、独所のネットワークを構築できる環境が創出されたのである。

ネット上には、多くの情報が溢れ出し、様々な形でのネットワークが構築されている。掲示板から画像・動画投稿サイトを含め、デジカメや携帯、スマートフォンといった手軽なディバイスを通して、時間やテキスト表現に縛られることなく、情報を発信し、共有することができるようになった。近年のクラウドシステムの高性能化に伴い、さらにネット上での情報共有化が進んでいる。

これらのWEBの進化は、セキュリティや情報操作など、何にでもありうる陰の部分を含んでいるが、かつて経験したことのない情報活用の道を開いてくれたことは事実であろう。

90年代に外国で生活をしていたとき、沢山の経験をした。当時日本では知ることのできなかった様々な情報を得、何とかこれを伝えることができないものかと、HPを作ってみたりしてみたが、デジカメは手元になく、PCの性能やインフラが整っていなかったりと、あえなく断念した。

そう考えると今の環境は本当に素晴らしいと思うこのブログも日々訪問されている方がいるかと思うと、嬉しいものである。

（なんと5,000人もの方の目に触れているようだ。映画評をUPすると訪問者が多く感じる。偶然検索にでもひっかかったのだろうが・・・。） 

進化し続けるITとデジタル製品に少しずつ遅れをとっているが、もう少し使い方を考えてみるのも面白いかもしれない。