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バットマン・ダークナイトライジング(The Dark Knight Rises:2012年:米) [Movie(映画・DVD)]

梅雨明け10日。最も暑いとされる今日この頃である。

多忙の予感は的中し、なんとか今月やっと時間を得た。残念ながら、記事投稿の気力もそがれるほどの疲労ぶりであったが、若干体力が復活したところで、久しぶりに映画館に足を運ぶ。

 

当初見に行く予定はなかったのだが、王様のブランチで「3時間近いが長さを感じないほどグイグイ引き込まれる」との評をうけ、バットマン・ダークナイトライジングを公開初日に観るという、久々の思い立ち映画館であった。

バットマン・ビギンズ、ダークナイトに続く、クリストファー・ノーラン監督三部作の完結編ということで、バットマン初期の物語となる。

アメコミ・ヒーローもので実写化されるバットマンは独特の「暗さ」を持つのが印象的だが、今作品は比較的明るめの映像が多く、視覚的にもこれまでの二作品とは印象が異なるといえる。

本作品では、キャットウーマン(プラダを着た悪魔で好演のアン・ハサウェイ)も登場、ロビン誕生の布石など、時間軸的には今後のバットマンを想起させるに十分な内容となっており、なるほど長時間ながら飽きさせない構成だ。

ストーリーもどんでん返しがあり、最後まで楽しめる本作品、前二作品を観てある程度復習をしておいた方が、より楽しめるだろう。

ただ、敵の目的がどうも曖昧な描かれ方なので、単なるクレイジーが大暴れという感が否めないところが、少々マイナスポイントだが、まあ、バットマンなら止む無しというところ。「伝説が、壮絶に、終わる」というキャッチもどうもなぁ。 


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