ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 [Movie(映画・DVD)]
「ジョジョの奇妙な冒険 」が映画実写化されるとのことだ。「ジョジョの奇妙な冒険 」、現在アニメでも放映中の東方仗助「ダイヤモンドは砕けない」は、初代ジョジョのジョナサン、2代目ジョセフ、3代目丈太郎に続く4代目ジョジョの物語だ。
「第一章」ということで3部作なのかな?という感じではあるが、ネット上では、今のところ批判的な意見が多いようである。
監督は実写版「テラフォーマ―ズ」の三池崇史氏。主演は山崎賢人さん。
両名とも最近のアニメ実写化ではおなじみとなってしまっているが、今回殊の外”残念”なコメントが多いのは、いくつかの要因があるようである。
特に漫画の中で独特の世界観を持つ「ジョジョ」にあっては、同じ二次元のアニメですら違和感が出てしまう。
漫画にしても、アニメにしても「オリジナル」が2次元で存在し、キャラクターに特徴がある以上、そこについたファンからしてみれば、実写化の段階で自らのイメージ、もしくは大方の人が許容できるイメージの俳優以外は既にその段階でNG。
SFやファンタジーなど、実写映像での表現がオリジナルとはどうしても異なる段階でNG。
オリジナルキャラクターの個性が桁外れに強い「ジョジョシリーズ」。現実の俳優とのすり合わせがファンの中では困難なのであろう。 スタンドやアクションは相当CGでクリアしていくのだろうが、人物だけはなかなかそうはいくまい。
さらに、「ジョジョ」の持っている歴史そのものにも起因するのではなかろうか。連載開始(1986年)から、実に30年経過しており、ファンにとっては正に骨の髄まで、あの世界観がしみ込んでおり、もはや新たな解釈の入り込む余地がないものと思えるのだ。
それでも実写化するのは、もはやそういったファン層云々ではなく、新たなファンを開拓するという試み以外に外なるまい。
さて、今回の実写化、ゼロベースで観たとき果たして映画としてどんな評価となるのか。。
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