ボブソン [DENIM(ジーンズ)]
日本の老舗ジーンズメーカー・ボブソンが破産手続きに入ったそうだ。
ボブソンといえば、「キャトルホーン」がトレードマークのジーンズブランド。トレードマークのかっこよさは、他のジーンズメーカーより「アメリカっぽさ」を感じることができるブランドだった。Levi'sやLeeなどよりアメリカっぽいのだが、何故か「ぽい」が抜けきらない印象だったのだが、日本のメーカーと知るのはずいぶんと後のことである。
そうとは知らず、ボブソンを手に取ると独特の触感があったことを覚えている。しかし、現在に至るまで、『ジーンズといえばLevi's』という子どものころからの”刷り込み”とその実践をしてきたこと。Levi’sのステッチを逆さにしたようなボブソンのステッチ(確か以前は「人」な形状だったような・・)が妙に好みではなかったこと。フレアやブーツカットがやけにカッコ良くて、足の長い人に似合っていて、スタイリッシュであったこと(ジーンズ独特の野暮ったさやワイルド感とは逆)。さらに、値段が高いイメージがあり、高級ジーンズだと思っていたこと。などが、今日まで一度も手にしなかった要因であったかと思う。
まあ、これはあくまでも個人的なことで、ネット上では、品質への評価は高いようである。
ファストファッション全盛の今日、国内外老舗ジーンズメーカーや、国内の個性派メーカーなど受難の時代といわれている。栄枯盛衰は世の常ではあるが、伝統は受け継がれブランドと共に生き残って欲しいものだ。(ブランド名だけ生き残って、中身がNGでは、それはそれで悲しいものだが・・・)
Facebook コメント
お気に入りのDENIMが見つかるかも
コメント 0