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ジュラシック・パーク (Jurassic Park:1993年:米) [Movie(映画・DVD)]

90年代前半、ついにスピルバーグがやってくれた。

それまでの、「恐竜」の映像の常識を覆す作品が本作『ジュラシック・パーク』である。

ウルトラマンで巨大な怪獣を知り、ゴジラでよりリアルな巨大生物の存在に憧れ、書店の「恐竜のひみつ(学研のひみつシリーズ)で、恐竜の存在を知り、恐竜探検隊ボーンフリーで映像でのリアルな恐竜に憧れた子ども時代から十数年。これほど本物らしい恐竜の映像をみたことはなかった。

映画告知から「こいつはただ事ではない!」と胸躍らせて、有楽町の映画館に行った日のことが昨日のように思い出される。

ストーリーは、バイオテクノロジーで現代に復活した恐竜が孤島で暴れまくり訪れていた人々を恐怖させるもので、恐竜が闊歩する絶海の孤島からの脱出までを描いたものであるが、恐竜復活の技術などは、すぐにでも実現可能なものなのではないかと思わせる(素人にはではあるが)ほどのリアル感があり、映画の面白さを引き立てている。

さて、見処の映像であるが、今では珍しくない様々な映像技術が駆使され、これまでカクカク動いていた恐竜や、いかにも合成というものではなく、あたかもその島に行けば、彼らに会えるのではないか?と錯覚するくらい鮮やかに恐竜を蘇らせているのである。

特に鳥肌が立ったのは、グラント博士達が、始めてパークの恐竜ブラキオサウルスと出会うシーンだ。巨大なブラキオサウルスを映画館のスクリーンで見る映像は、本当に感動ものであった。よくぞここまで作り込んでくれた!と。

その後は、恐竜好きなら登場は必須と考えられるTレックス(ティラノサウルス)、トリケラトプスなども登場し、Tレックスが暴れまくるというお約束も観客を魅了する。(人が襲われて食べられてしまうなど、凄惨なシーンもあるので、その手のものが苦手な方にはオススメできないが、肉食恐竜がそこにいれば、自然界では人間などは取るに足らないただの餌に過ぎないことが分かるというものでもある)。

映画でしかできないこと、映画だからできること。その一つが、映像技術の粋を集めた作品作りと言える。豊富な資金を持つハリウッドだからできた作品かもしれないが、映画史に残る金字塔といえるだろう。

その後の続編(ジュラシック・パーク2ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク3)もまた十分楽しめる作品ではあるが、インパクトから言えば、やはり第一作が一番といえよう。

第四作目が噂される同シリーズだが、機会があれば、大スクリーンでまた観たい作品の一つである。

 

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