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Levi's 517 (1997年製) [Levi's 517]

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ジーンズが作業着からファッションへと変わりつつあった1960年代末1969年リーバイスから裾の広がったベルボトム646が発売される。

1971年リーバイ・ストラウス・カンパニーが株式公開すると共に日本支社を設立。この年通称”サドルマン”のブーツカットジーンズ517が発売された。

1947年ブルーベル社ラングラーが11MWで西部のカウボーイをマーケットの軸とし11MWZ、13MWZとウエスタンブーツにマッチするモデルをリリース。'74年にはロデオ協会の支援を受けるまでになるというシェア争いの背景もあるのであろう。

ちなみに'72年にはラングラーも日本法人ラングラー・ジャパンを設立している。

517の通称サドルマンはフラッシャーに”SADDLEMAN BOOT JEANS"とあることからついたらしい。サドルはもちろん鞍。

ラングラーがカウボーイカットを謳っているので対抗したのだろう。同じくモデル名にカウボーイを冠したリーも70年代に”ブーツカット”の102ライダースをリリース。アメリカジーンズメーカー3強が裾広がりジーンズ競争を繰り広げるのだ。

奇しくも70年代後半はベトナム戦争の末期にあたり、反戦運動、ヒッピー文化の広がりと共に若者にこの裾フレアジーンズも広がり、テーパード、スリム、フレアの流行の繰り返しで今日に至るというものだ。

前段が長くなったが、リーバイス定番のフレアモデルがこの517なのである。

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こちらは1997年フィリピン製のユーズド加工もの。ブーツに合わせて穿いていたが、501と違い腰から腿にかかて相当タイトな作りなのと、ユーズド加工ものゆえか、生地の伸びしろが少ないため28incはかなり股間にプレッシャーが掛かってしまうのが難点なのであった。

ちなみに現在JP企画では517は廃盤で527が製造販売されていて、517はUS企画の並行モノを入手するしかないようである。 

 


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