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ユニクロ デニム考① [DENIM(ジーンズ)]

2010年別アイテム購入で出向いたユニクロで衝撃的なジーンズと出会った。

2014年2月現在「JAPAN FABRIC」 と銘打ちACミラン本田選手をCMキャラクターに据えて展開しているセルビッジデニムジーンズの前身(2~3代ほど前になるのか?)元祖「S0001」との出会いである。

≪追記≫ユニクロでは2007年に既にセルビッジデニムのジーンズは販売されていたようである。話題になったようだが、残念なことにまったく記憶にない・・・。事実誤認なので、ここで追記訂正させていただく。それ以前に販売されていたかどうかは引き続き調査することにする。

≪追記2≫silencer169さんから2007年より前にもセルビッジデニムジーンズが存在したとの情報を頂戴した。2000年代に入りヴィンテージブームが踊り場となる中、このころから国産セルビッジデニムの新たな供給先としてユニクロとの折衝が始まっていたのだろうか?

尚、本稿では現在展開中のシリーズについてはほんの一部しか触れていないので、ご容赦いただきたい。 

uni005.jpg 

セルビッジといえば、ヴィンテージジーンズの代名詞ともいえる旧式織機で作られたデニム生地についてくるディテイル。生産性が悪いので、自ずと単価が高くなりがちなプレミアムデニムなので、ファストファッションの製品では見ることができない代物のはずだからだ。

大手ジーンズメーカーでもたいがいヴィンテージ復刻シリーズでしか採用されておらず、レギュラーの生産ラインではなかなかお目にかかることのないもの。

失礼だが、それがユニクロに、しかもユニクロ価格であったのだから驚きだ。

それまで「ユニクロでジーンズは買わない。」と決めていたのだが、悔しいかなこのセルビッジジーンズはその決意を翻すきっかけとなった。

何故か?

今から4年前になる2010年、レディスジーンズのスリム化、スキニー化は定番のものとなり、既にメンズもスリムタイプが

流行の波に呑まれていた。

uni003.jpguni004.jpguni001.jpg 

それまでは、ヘビーオンスで一度はいたら脱ぐのも大変なスリムタイプしか経験したことのない我々世代には、ある意味スリムタイプは相当覚悟のいるジーンズだったのだが、素材革命によるストレッチ化により、これまでに無い穿き心地を実現していたことが、レディスだけでなくメンズにも受け入れられたのであろう。

折しも、スーツもモード系かと思える程タイト化していて、太めのざっくり系が少数派になっており、ジーンズもその路線が売れ筋となっていたのである。

世の中そんな風潮なので、1本くらいスリムタイプがあってもいいかなと思っていたところに、このユニクロ「S0001スリムフィットタイプ」がセルビッジデニムで登場したのだから、新ジーンズ購入を目論んでいたことも手伝い、当時まだジーンズ基礎知識のない私は早速飛びついた訳だ。

このあたりは、1990年代後半ヴィンテージジーンズに憧れながらも、入手に至らなかった40代の心理をうまく突かれた訳だ(実際のマーケティングデータは知らないが・・・)。

uni007.jpg 

残念なのがこのジッパーの作り。ジャストフィットで穿いていたのだが、TOPボタン外したままうっかりスクワット体勢とったら、上部が破損(この事故についてはユニクロだけに限ったことではないと思えるが、以降ジップアップは敬遠気味)。

以来、小指一本分だけ閉まらない状態になって、現役引退。。。実質60日間程度の使用だった。 

この他、セルビッジデニム以外のものも何本か購入することになるが、シルエットが細いスキニーやスリム、カラーなどに限られていて、2011年以降は全く購入していないのだが、それらのジーンズを穿いてみた感想として、次のようなメリットとデメリットが挙げられる。

 

メリット

1)安いので、冒険ができる。例えば今まで穿いたことのないシルエットや色に挑戦。

2)安いので、うっかり汚したり、穴をあけても後悔しない。

3)薄手で軽い。ストレッチタイプは独特の穿き心地で、タイトシルエットでもストレスを感じない。

4)安価にヴィンテージ風ディテイルのものもゲットできる。

 

デメリット

1)お気に入りのモデルがすぐに姿を消す。

2)作業用に酷使すると、すぐ破損する。

3)通常使用でも、ものによって破損する。

4)ディテイルがヴィンテージ風なので、マニアの前では自慢できない。 

さて、このセルビッジデニム以降も、「MADE IN JAPAN」シリーズとして、カイハラ社製デニムやボタンフライを採用したシリーズを少し高めの価格設定でリリースするなど、マニア受けする製品作りもしているようだが、どうにも定番が定まらないようである。マニア向けアイテムは原価が高くても「限定生産」にすることで採算の合うようにしているのだろうか?

進化し続けると言えば聞こえはいいが、いつまでたっても中途半端という見方もできるので、その辺りの評価は割れるところであろう。

現在展開中の「JAPAN FABLC」を先日店頭で触ってみたが、これが13.5ozの生地かという感じの厚み。

11oz~12ozくらいではないかというのが正直な感想だが、実際のところどうなのだろう・・・。

また、検証癖が出てきてしまったが、ここは自制せねばなるまい。 


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コメント 2

silencer169

こんにちは。訪問ありがとうございます!
私はユニクロのジーンズで、もう一つ2007年より古いもので、現在のものよりも厚めの生地で、赤耳、月桂樹ボタン、Scovill社のリベットのものを持ってます。また紹介しますので遊びに来てください!
by silencer169 (2014-02-20 09:16) 

OTENKING

silencer169さん
ご訪問&コメントありがとうございます。
なんとユニクロに2007年以前にセルビッジがあったんですね。情報ありがとうございます。
by OTENKING (2014-02-20 10:29) 

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