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ユニクロ デニム考② [DENIM(ジーンズ)]

前回のユニクロデニム考①でも取り上げたように、品質は人それぞれ主観によって良くも悪くも言われるが、価格の安さから様々な冒険もできるということが魅力の一つでもある。

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ユニクロのジーンズは「ネッチョリしている」という声も聞くが、確かにストレッチ性を持つシリーズは言い得て妙な表現といえる。 

そこで、そのネッチョリ感たっぷりのスキニータイプについて見てみよう。 

こちらは、一昨年ワゴンセールで叩き売られていたスキニータイプ。インシームダブル縫製はオレンジの太番手ステッチ。バックにパッチが無いのはベルト使用を前提としているのか?

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実はこのところの積雪のため、編み上げブーツを穿いていたのだが、裾を入れるには最適だったので、久しぶりの登場となったわけだ。3回ほど穿いたものを撮影したところだが、生地が薄いこととハリがあるので、細かいシワがヒゲ、ハチノス付近によっている。

生地が薄いので、さぞ寒いかと思いきや、インナーにヒートテックタイツを穿いてこれを穿くと、ポリ混と余計な隙間ができないせいか、フィットして意外にも寒さを感じなかった。 

注目したいのが、臀部と膝部。生地が良く伸びるので、弛みが見られる。これまでは洗濯で復帰しているので、弾性が残っているうちはスッキリと穿けそうだ。

さらに生地を観察すると織目が粗い。この粗さが生地の伸縮にも関係があるようだ。

前述の「ネッチョリ」感だが、インナー無しに直に穿くと確かに肌に張り付く感じが強い。よく、衣擦れという独特の「摺れ」る感じが弱く、座ったりしたとき、肌に張り付いたまま伸びるという、非常に目が粗く厚手のタイツを穿いている感じに近い印象を受ける。

表地もデニム特有のさらっとした肌触りではなく、やはり手のひらに何か吸いつく感があるのだ。ほんのわずかな差だが、この独特の肌触りが例の「ネッチョリ」感になるのだろう。

2013年秋冬コレクションでは、セルビッジデニム以外は東レと共同開発した「パウダーデニム」を採用し、また違った肌触りを実現しているようであるが、評価の程はいかがなものか。 

このデザインでは前股上が浅いが、後ろ股上は深いものになっているので、ローライズながら、背中からシャツがはみ出すことが少ないという機能性も備えているのに好感が持てる。 

ディテイルや触感はともかく、こんなスタイルを手軽に楽しむことができるのがファストファッションの良さなのかもしれない。 


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